今夏の甲子園で準優勝した金足農(秋田)の最速152キロ右腕、吉田輝星投手(3年)がプロ志望届を提出することが4日、関係者への取材で分かった。今夏の秋田大会開幕前は北東北大学野球リーグの八戸学院大(青森)への進学が既定路線だったが、福井国体後にプロ入りへの意思を固め、同大へ進学を辞退した。週明けに進路表明会見が行われる。

2日に福井国体が終わり、秋田に帰郷後の4日に家族と金足農・中泉一豊監督(46)と会議をもった。プロ入りへの結論を導き出し、八戸学院大の正村公弘監督(55)へ進学辞退の断りを入れた。今夏の秋田大会前には、投球指導を仰いでいた正村監督のいる八戸学院大への進学が既定路線となっていた。