花巻東(岩手)の155キロ左腕、菊池雄星投手(3年)と佐々木洋監督(34)による進路会談は週明け14日以降に行う見通しになった。日米親善試合に日本代表コーチとして帯同していた佐々木監督が9日、帰国した。8日に卒業後の進路について、国内プロと米国挑戦の可能性を「五分五分」と話した菊池について「どういう状況か分からない。直接本人と話をしたい」と確認する考えだ。

 甲子園後に進路を話し合った際には「もう日本でという感じだった。1年生の時から将来的にはメジャーという話はしていたが、実績を積んでからだと思っていた」と話す。米国遠征では現地チームと3試合行った。米国の魅力は感じながら「日本の方がピッチャーは育つのかな思った。上体で投げる人が多くて(菊池とは)タイプが違うかなと」と感想を持った。

 最終的には「本人が一番成長できるところ、納得するところに出してあげるのが私の仕事だと思う」と菊池や両親の気持ちを尊重する考えを示した。国体(27~30日・新潟)後に大リーグ見学のために渡米する希望については「学校の関係もあるし、何とも言えない」と困惑していた。