甲子園春夏計8度出場の北照は28日、野球部の河上敬也監督(55)が9月に部員へ体罰を加えたとして、処分したことを明らかにした。学内の処分は25日の同校理事会で、同日から停職3カ月、野球部への指導停止1年と決定した。

 同校によると、河上監督は遠征先と同校グラウンドで部員の頬と頭をたたいたという。部員にケガはなかったというが、10月30日に体罰を受けた部員とは別の部員の保護者から学校に問い合わせがあり、同監督を自宅謹慎させていた。

 日本高校野球連盟に報告済みで、12月11日の日本学生野球協会審査室会議で処分が決まる見込み。当面は竹内昭文コーチ(63)が監督代行を務める予定。