<高校野球神奈川大会>◇18日◇3回戦

 横須賀総合の山城仁志投手(3年)が大金星を逃した。優勝候補の横浜に8回まで2-1とリード。しかし、2死一、二塁から代打の井上幸大外野手(3年)に逆転2点適時二塁打を浴びた。

 試合後は涙こそなかったものの「悔しいです」。「打ちづらい投手になりたくて」と、トルネード投法に変更。興南(沖縄)の島袋投手のフォームを研究した成果を存分に披露した。09年夏3回戦で横浜と対戦し「慣れもあった」という山城は、横浜の大石竜太主将(3年)に「ナイスピッチング」と声をかけられ、夏を終えた。