<全国高校野球選手権:東海大相模3-0土岐商>◇16日◇3回戦

 東海大相模(神奈川)の一二三慎太投手(3年)が惜しくも大記録を逃した。7回まで4四死球を与えたものの無安打。最速145キロの速球などで土岐商(岐阜)打線を沈黙させた。しかし8回、先頭打者に左前安打を許し、1998年に横浜・松坂(現レッドソックス)が決勝戦(対京都成章)で達成して以来のノーヒットノーランはならなかった。それでも許した安打はその1本のみで完封。奪三振は6個だった。

 東海大相模は3-0で快勝し、巨人原監督が2年生だった1975年以来35年ぶりのベスト8入りを果たした。