レッドソックスは13日、パドレスとのトレードでメジャー通算225セーブを誇り、球界を代表する抑え右腕のクレイグ・キンブレル投手を獲得したと発表した。

 上原浩治投手が2年前の途中から抑えに転向し、今季は8月に骨折するまで務めていた。電話会見したドンブロウスキー編成本部長は「(キンブレルは)プレミアムなクローザー」と表現し、上原に来季は8回を任せる考えを明らかにした。

 既にファレル監督から上原に配置転換が伝えられたという。上原は短文投稿サイトのツイッターで「どこで投げようが全力投球するだけ」とコメントした。チームには救援陣の中心的な存在だった田沢純一投手もいる。

 速球派で27歳のキンブレルは2010年にブレーブスでメジャーデビュー。11年から4年連続でナ・リーグのセーブ王に輝き、オールスター戦に4度選ばれた。今季はパドレスで4勝2敗、39セーブ、防御率2・58だった。パドレスにはマイナーの4選手が移る。