今季の大リーグ最優秀監督賞が17日に発表され、ア・リーグはレンジャーズのジェフ・バニスター監督(51)が就任1年目で選ばれ、ナ・リーグはカブスのジョー・マドン監督(61)がレイズ時代と合わせて自身3度目の受賞を果たした。

 バニスター監督はエースのダルビッシュ有投手(29)が右肘手術のため開幕前に離脱するなど苦しい状況の中、88勝74敗でチームを西地区優勝に導いた。就任1年目での選出は史上5人目で、アでは初めて。マドン監督は97勝65敗を記録し、チームはワイルドカードで08年以来のポストシーズン進出を果たした。両リーグでの受賞は史上7人目となる。同賞は全米野球記者協会の投票で決まり、投票はプレーオフ前に行われた。