昨季限りで阪神を退団したマット・マートン外野手(34)が、カブスとマイナー契約で合意したことが4日、関係者の話で分かった。

 24日からのメジャーキャンプには川崎宗則内野手(34)とともに招待選手として参加し、メジャー復帰を目指す。

 カブスはマートンにとって05年7月にメジャーデビューし、08年途中まで所属した古巣。メジャー復帰を果たせばロッキーズでプレーした09年以来となる。

 マートンは来日1年目の10年に当時のプロ野球最多となるシーズン214安打をマーク。阪神での6シーズンで832試合に出場し、打率3割1分の好成績を残した。