阪神の守護神呉昇桓投手(32)は今季2度目の実戦登板で、ヤクルト山田にソロを浴びた。8回に登板し、簡単に2死を奪った後。1番山田に147キロ直球を、左中間スタンド中段まで飛ばされた。

 「本塁打は特に気にしていない。でも27日からは失投をなくさないといけない」と気を引き締めた。昨年の神宮では阪神投手陣が防御率6・77と相性が悪い。「それはみんな同じ条件なので、気にしていない」と冷静に話した。

 12日ヤクルト戦以来の実戦登板で初被弾、初失点。開幕まであと1~2試合の登板を予定し、スキのない投球に仕上げていく。