DeNAが中日吉見を打ち崩せず、3位に後退した。

 6回にバルディリスの適時打で吉見の連続無失点イニングは止めたが、7回1死三塁で無得点に終わるなど、好機で決定打を欠いた。先発井納は7回まで1失点の好投も、8回につかまり勝ち越しを許した。

 中畑清監督(61)は渋い表情で、「井納は何とかあそこ(8回)をクリアしてほしい気持ちで送り出したけど…。(1死一、二塁でルナに許した中前適時打は)自分で処理できる打球。反応も遅かったし、切り抜けてほしかった」。吉見については、「(ピンチで)低めに集めきって抑えきったのは見事だった」と、振り返った。