ソフトバンク李大浩内野手(32)が、交流戦開幕の今日26日・中日戦(ナゴヤドーム)で実戦復帰することが確実になった。腰痛のため、2戦連続で欠場。25日に同球場で行われた投手練習に姿を見せ、回復具合を確認。キャッチボールやティー打撃など体を動かした。「代打は全く問題ない。守備はできるか分からないが、今の気持ちとしては試合に出たい。2日間も休むなんて、初めてだ。申し訳なかった」。復帰への熱い気持ちを工藤監督ら首脳陣にも伝えた。

 中日戦は敵地のため、指名打者制がない。スタメン復帰なら守備に就く必要がある。工藤監督は「当日の練習を見て、どうするか決めたい。最悪でも、代打で使える」と話した。先発の可否によって、2パターンのオーダーを準備し、直前まで熟考する方向だ。守備に就くかは微妙な状況だが、信頼厚い主砲の打席に立つ姿は見られそうだ。