東京ガスが、延長11回の接戦を制し、3年連続18度目の都市対抗出場を決めた。

 1点を追う9回に同点に追い付き、2-2で迎えた延長11回。1死一塁から、7番中山悠輝内野手(20=PL学園)が、左翼席に決勝2ランを放った。

 投げては先発の山岡泰輔投手(19=瀬戸内)が、延長11回143球を投げ抜き、7奪三振2失点で完投した。

 寮でも同部屋の2人。中山は「泰輔が頑張っていたので、同級生として、援護したかった」と言い、山岡は「自分の中では、1人で行くつもりだった」と笑顔を見せた。