ロッテ先発のチェン投手(24)が4回2/3、7安打4失点で4敗目を喫した。

 4回まではカーブを配した組み立てがはまり、1失点に抑えていた。だが、1-1の5回、先頭今宮への四球から2死二、三塁のピンチを招き、柳田に決勝3ランを打たれた。高めに入った直球を右翼席中段へ豪快に運ばれた。「もう少し低めで厳しいところを攻めないといけない。あの1発で流れを一気に相手に与えてしまった。チームに本当に申し訳ないです」と悔しそうに話した。

 落合英二投手コーチ(45)は「今日のチェンは良かった」と、序盤の投球は評価した。ただ、5回については「四球を出せば点に絡むということ。ホームランは一塁が空いており、まだ逃げられた」と、1発を防げなかった点に反省を求めた。