ロッテ先発の涌井秀章投手(29)が、8回6安打1失点135球と粘りの投球で試合をつくった。

 初回に西武脇谷の二塁打と中村の適時打で先制点を許したが、以降は追加点を与えずに8回まで投げ抜いた。「2回以降は何とか試合を整えることができたと思います。デスパイネのホームランで追いついてくれたので、後はベンチからチームの勝利を祈るだけです」と仲間に託した。