中日退団が決定していた川上憲伸投手(40)が20日、名古屋市内で会見を開き、現役続行の意思を示した。川上は「率直に言いますと、まだ野球がやりたい。野球少年でいたかった。引退しますと言ってしまえば、可能性はゼロになる。ちょっとでも可能性を残したかった」と思いを語った。

 9月末には大阪市内の病院で右太ももの筋膜などを右肩に移植する手術を受けた。今後は半年近いリハビリ期間が必要だという。今後については、独立リーグなどでプレーすることは「正直考えていない」と話し、「中日のテストを受けようかな。そういう気持ちはある」と真顔で話した。