高橋純平ソフトＢ、高山は阪神、オコエ楽天外れ１位

　プロ野球のドラフト会議が２２日、都内で行われ、高校生ＮＯ・１右腕、最速１５２キロを誇る高橋純平投手（県岐阜商）は中日、ソフトバンク、日本ハムの３球団が１位指名で競合し、抽選でソフトバンクが交渉権を獲得した。

　平沢大河内野手（仙台育英）はロッテと楽天が１位で競合し、抽選でロッテが交渉権を獲得した。

　東京６大学で４８年ぶりにリーグ最多安打新記録を樹立した高山俊外野手（明大）は、レギュラーシーズンでセ・リーグを制したヤクルトと阪神が１位指名で競合し、抽選で阪神が交渉権を獲得した。抽選では、ヤクルト真中監督がガッツポーズしたため交渉権を獲得したかに見えたが、くじを確認した結果、阪神が“逆転”で交渉権獲得となった。

　巨人は桜井俊貴投手（立命大）を、広島は岡田明丈投手（大商大）を、ＤｅＮＡは今永昇太投手（駒大）を１位で単独指名した。

　また、西武は最速１５１キロの即戦力右腕・多和田真三郎投手（富士大）を、オリックスは大学日本代表の４番、吉田正尚外野手（青学大）を、それぞれ単独１位指名し交渉権を獲得した。

　外れ１位は、ヤクルトが原樹理投手（東洋大）を、楽天は注目度ＮＯ・１の関東第一・オコエ瑠偉外野手（関東第一）を指名し、交渉権を得た。

　高橋純平を外した中日と日本ハムは、夏の甲子園優勝投手の小笠原慎之介投手（東海大相模）で再び競合指名となり、抽選で中日が交渉権を獲得した。

　抽選で２度外した日本ハムは上原健太投手（明大）を外れ１位で指名し、交渉権を獲得した。

＜１２球団の１位指名選手＞

　セ・リーグ

　▽ヤクルト　原樹理投手（東洋大）

　▽巨人　桜井俊貴投手（立命大）

　▽阪神　高山俊外野手

　▽広島　岡田明丈投手（大商大）

　▽中日　小笠原慎之介投手（東海大相模）