ソフトバンク李大浩内野手(33)が首の痛みを訴え、途中交代した。3打席目の5回、死球を受け、一塁に出塁したところで交代。試合中にベンチを出て、ロッカールームへと引き揚げた。

 新井チーフトレーナーによると、李大浩はこの日朝、首の右側の痛みを訴えたという。試合前には打撃練習には加わらず、室内練習場で別メニューを行い、4番一塁でスタメン出場。結果にかかわらず、この打席までの出場予定で、死球の影響ではなかった。交代は自ら申し出たといい「バッティングはそんなに影響はないが、守って投げるのに負担があって、痛みが強くなった。これ以上悪くなってもいけないし、このまま出るとチームに迷惑をかける」と話したという。

 藤井打撃コーチは李大浩の第4戦の出場の可否について「明日の様子を見て」と話したが、肋骨(ろっこつ)骨折の内川に代わって4番を務める李大浩も欠場となれば、チームにとって大きな痛手。日本一連覇を目指すホークスに新たな不安要素が浮上した。