6日のプエルトリコ戦での右手甲の打撲で出場が危ぶまれた中村剛也内野手(32=西武)が4番DHで先発し、マルチ安打を放った。

 初回に痛烈な中前打を放ち、3回にも左前打。5回にはレフトフェンス手前、8回には右中間フェンス手前とスタンドインへあと1歩という大飛球も放った。「自分が打ったことはどうでもいい。チームが勝つことが大事」と冷静だった。