侍ジャパンがサヨナラ勝ちし、全勝で1次ラウンドを終えた。

 2-3の8回に中田翔内野手(26)の2点二塁打で逆転も、9回表に守護神の松井裕樹投手(20)が2失点。その裏に1死満塁から相手の暴投で1点を返すと、中村晃外野手(26)が左前にサヨナラ打を放った。

 シーソーゲームを制しての全勝突破に、小久保裕紀監督(44)は「よくつないで逆転してくれた。チームとして、いい形で成長できている」と手応えを口にした。

 16日の準々決勝の相手はプエルトリコに決定。小久保監督は「(先発は)前田健太でいきます。日本のエースですし、堂々とねじ伏せてほしい」と期待を込めた。