楽天は20日、来季に向けたコボスタ宮城の改修を発表した。主な変更点は3点。

 <1>天然芝化 内外野のフェアゾーンを人工芝から天然芝に張り替える。パ・リーグでは初の天然芝球場が誕生する。

 <2>楽天山パーク(仮称)設置 左中間席に、約4000平方メートルの公園ゾーンを新設。同敷地内に、国内の球場では初となる高さ36メートルの観覧車を、5月完成を目標に設置予定。公園ゾーンの命名権は公募する。

 <3>スコアボードの全面LED化 チームや選手の詳細データ表示などを行う。

 その他、ダグアウト、カメラマン席、フィールドシートを平均1・4メートル前面に拡張。同時にフィールドシートを増席(一塁側57席、三塁側59席)し、4人1組のボックスシート(一塁側32席、三塁側32席)も新設する。

 川田喜則スタジアム部部長(41)は「世界に誇れるボールパークを目指すと同時に、小さなお子さまから大人までが数多く足を運んでくださるスタジアムを目指しています」と説明した。