15年度の若林忠志賞に選ばれた阪神鳥谷敬内野手(34)の表彰が24日、球団納会で行われた。

 同賞はOBの若林忠志氏の精神を継承し、継続的に社会貢献活動やファンサービスに取り組む選手を表彰するもので11年度に制定。

 鳥谷は5年間にわたり沖縄の医療施設を訪問。フィリピンの恵まれない子どもたちに靴を贈る活動立ち上げにも携わる点が評価された。壇上で「このような賞をいただき大変光栄に思います。野球選手としてグラウンド外で子どもたちに勇気や希望を与えるようなことが出来ないかと思いやっており、この活動がこのように表彰してもらいうれしくおもいます。これからも日本だけじゃなく世界の子どもたちに勇気や希望を与えられるような活動を続けていきたいと思いますのでご協力よろしくお願いします」と喜びの言葉を語った。