12球団最速始動だ。西武の新人合同自主トレーニングが7日、西武第2球場で始まり、ドラフト1位の多和田真三郎投手(22=富士大)ら10選手がプロとしての第1歩をスタートさせた。

 田辺徳雄監督(49)ら首脳陣が見守る前で、午前10時からストレッチやロードワークで汗を流した。キャッチボールでは多和田が右肩痛からの順調な回復ぶりを披露。ユニホームではなく青色のビブスだったが、初めて背番号18を背負って練習を行い「ライオンズの18はやっぱり重たいなと思った。もっともっと練習して、自分の番号にできるように頑張りたい。まずは1軍で1勝を目標に」と意気込んだ。

 自主トレ初日を見届けた渡辺久信シニアディレクター(50)は「まずはプロの環境に慣れてもらいたい。焦る必要はない。今日はキャッチボールができたらOK」と話した。