広島新井貴浩内野手(38)が新人に金言!? を与えた。20日、大野練習場で合同自主トレに参加。フリー打撃では約3キロ増えた肉体を使い、快音を響かせた。これまでマツダスタジアムで動いており、新人7人とは初対面。18年目を迎えるベテランは入団時を思い出し「やらされて、やらされて、やらされて。やらされまくった。それがよかったと思う。目いっぱい練習して目いっぱい食べてほしい」とエールを送った。

 練習中はドラフト1位岡田明丈投手(22=大商大)らのブルペンをじっくり観察し「力強い球を投げるなと思った」。伝え聞いた岡田は「すごく見てくれていると感じていました。体も大きかった。新井さんだけでなく、プロの先輩方と対戦する機会もあると思う。最初は迷惑もかけると思いますが、抑えられたらいいなと思います」とキャンプでの「対戦」を心待ちにしていた。