楽天は沖縄・久米島キャンプ初日の1日、オコエと一緒に1軍キャンプに抜てきされたルーキー3人が、無難なスタートを切った。梨田監督をうならせたのが、ドラフト3位の茂木栄五郎内野手(21=早大)だ。室内での打撃練習で快打を連発。「シャープな打撃を見せて元気モギモギ(モリモリ)」と同監督のダジャレを引き出し、「打撃は売り。もっとアピールします!」と気合を入れた。

 ブルペン入りした5位の石橋良太投手(24=ホンダ)は速球主体に53球を投げた。「ボールの調子はよかった」と自己評価。与田投手コーチも「極端な逆球(狙ったコースとは反対の球)はなかったし、全体的にバランスがいい」と及第点を与えた。6位の足立祐一捕手(26=パナソニック)は「まずはブルペンでたくさん投手のボールを受けて、ノックも積極的にこなしていきたい」と、守備で自分を売り込む意気込みをみせていた。