ソフトバンク松坂大輔投手(35)が約1年ぶりの1軍マウンド、10年ぶりの西武プリンスドームのマウンドに立った。

 先発し2イニング。2回に坂田にソロ本塁打を浴び2回を38球、3安打1失点。最速は142キロだった。

 「ここ西武(プリンス)ドームは特別な思いがありますし、ほかの球場で投げるより意識してしまうところがある。この時期にここで投げられてよかった」と話した。06年のプレーオフ以来の登板。「西武ファンの前で投げることを意識してしまう。(拍手は)聞こえました。ありがたい。球場は雰囲気がガラッと変わっていましたね」と話した。

 「手応えより反省点ばかり」と振り返った。今後はファームで再調整し、今度は公式戦での1軍早期復帰を目指していく。