20年東京五輪・パラリンピック大会の大会組織委員会が、神宮球場の大会前後の使用中止を要請している問題について16日、愛媛・松山市の野志克仁市長(48)がヤクルトへの協力を惜しまない意向を示した。

 ヤクルトは04年秋から同市で秋季キャンプを行い、このDeNA2連戦も坊っちゃんスタジアムでの主催試合。同スタジアムが代替球場の候補となる可能性もある。野志市長は「今のところNPBやヤクルトさんなど、関係団体から直接の話はないですが、もしいただいた場合は、松山市として最大限のご協力をしたい」と話した。この日は昨季リーグ優勝の記念石碑除幕式が行われ、ヤクルト真中監督、衣笠球団社長兼オーナー代行も出席した。