ソフトバンク武田翔太投手(23)がレオキラーぶりを発揮した。8回途中まで2失点で、今季3勝目。西武戦ではプロ入りから負けなしの9連勝だ。過去2戦は中盤に大量失点を許し、白星から遠ざかっていた。

 「絶対に勝たないといけないという気持ちでマウンドに立った」。絶好調ではなかったが、カーブを効果的に使い、西武打線に連打を許さなかった。カード負け越しを阻止。2位ロッテとマイナス0・5ゲーム差だったが、この日の勝利で貯金の数も上回り、珍現象を解消した。