日本ハム宮西尚生投手(30)が、パ・リーグ初の通算200ホールドを達成した。

 3点リードの7回。3番手で登板した。イニングの先頭の代打外崎を直球138キロで空振り三振。続く金子侑をスライダー121キロで二ゴロに仕留め、秋山もスライダー124キロで中飛に切り、3者凡退で完璧に抑えた。

 お立ち台では「本当にどんな状況の時でも、監督が信用してくれて僕を使ってくれて感謝しています」と栗山監督への思いを口にした。昨オフに左肘を手術し、昨年末には右手小指を骨折。2軍でのリハビリで開幕には間に合わなかったが、節目に到達した。「肘に不安なくマウンドに上がれている。手術して良かったです」と照れくさそうに快挙を喜んだ。