阪神藤川球児投手(35)が復帰後初セーブを挙げた。日本球界でのセーブは12年9月15日巨人戦以来4年ぶり。

 1点リードの9回に登場。開幕から守護神を務めたマテオが下半身の違和感を訴え、抑え不在の状況でかつてのストッパーに白羽の矢が立った。

 最初の打者堂上には、フルカウントから高め147キロのストレートで空振り三振。往年の火の玉ストレートを思わせる直球がうなりを上げた。代打亀沢を二ゴロに打ち取ると、最後は代打野本を中飛に打ち取り3人で切った。