ロッテが4連勝で、貯金を今季最多の9とした。

 先発二木は初回に1点先制されたが、追加点を与えず、6回まで投げた。7回からは救援陣が無失点リレー。すると7回、敵失で同点。延長11回に1死一、三塁を作り、最後はデスパイネが決勝犠飛を放った。

 11回は1死から岡田が右前打。続く清田が左前打でエンドランを決め、一、三塁とした。伊東勤監督(53)は「延長に入れば、どうであれ、走者が出ると(相手は)嫌。エンドランもかけやすかったし、清田が見事に転がして良い形になった」と振り返った。接戦を制したことについては、「チーム全体をあまり褒めたくはないんだけど、少しずつ力はついている」と、手応えを感じている様子だった。