阪神藤浪晋太郎投手(22)は広島戦に先発し、今季最多の13三振を奪いながらも8回8失点で敗戦投手となった。

 初回に先頭田中を四球で出塁を許す悪い展開。その後、2死満塁とされ、6番鈴木に適時打を浴びるなど3失点を喫した。

 「初回にああいう投球をしていると、勝ちにつながらない。悔しいですし、自分自身に腹が立つ。(8回続投は香田)投手コーチから体は大丈夫かと言われて、大丈夫だったんで行けますと言いました」と悔しさをにじませた。

 藤浪のふがいない投球に金本監督は「昨日青柳で勝って、さあ前回のマツダで3連敗したリベンジというところで、あれじゃ…。去年14勝した投手のやることじゃないでしょ?」と話した。