楽天武藤敦貴外野手(22)がイースタン・リーグ、オイシックス戦で先発出場し、2安打の活躍をみせた。
4月までは16試合に出場し打率1割8厘と成績が振るわなかった。だが生活リズムの徹底に加え、水風呂を取り入れたことが功を奏した。「体が整うだけではなく、精神的にも良い方向にいく」と成績不良を打開し、5月はここまで9試合に出場し2割4分1厘と右肩上がりだ。武藤自身も「頭と体の動きがようやくマッチしてきた」と好感触。俊足巧打の若鷲がここから新たなスタートをきる。
昨季は股関節の疲労骨折などで1軍の出場機会に恵まれなかった。同期入団の小深田大翔内野手(28)が活躍する中で焦りも感じていたが、「考えてもけががよくなるわけではないので、焦る気持ちを押し殺して今できることをやってきた」と自分を見つめ直す時間に充てたという。今季で5年目を迎えた。19年ドラフト4位で都城東(宮崎)から入団が決まった際、同校の後輩たちに「諦めなければ夢はかなう」とエールを送った。次はこの言葉を自分自身に送り、1軍でのスタメン定着を狙う。【木村有優】



