和太鼓アイドル「東京おとめ太鼓」が異例のメンバー4人同時始球式を務めた。「夏の鎌スタ☆祭2016」と銘打ったイベントの一環で登場。りりぃ、ゆき、つぐみ、えりなが、それぞれカラーボールを手にマウンド付近へ。プレーボールの合図で一斉に捕手の石川亮へボールを投げ込んだ。

 栃木県在住で近所のバッティングセンターでは130キロの速球を打ち、父が高校野球の名門校出身、兄が甲子園出場経験ありという野球一家で育った「えりな」は「ボールは軽かったけど今日は楽しかった。いい思い出になりました」と、満面の笑みを見せた。

 この日は午後1時の試合開始直前にゲリラ豪雨が鎌ケ谷を襲った影響で、約1時間遅れの試合開始となった。関係各所との調整など、舞台裏でも走り回っていた「DJチャス。」は「今日はグラウンドキーパーを始め、裏方の皆さんの頑張りに感謝。スタンドで観戦してくれたファンの皆さん、そして始球式に登場した彼女たち(東京おとめ太鼓)の夢もかなえられて良かった」と、安堵(あんど)の表情を浮かべていた。