阪神金本監督は投打がかみ合った4連勝にも表情を引き締めた。長期ロードは4年連続の勝ち越し。「でも今どき、ロードは意識しないよ。京セラドームもあるから」と話すにとどめた。3位DeNAと0・5ゲーム差の話題にも「そこも言うほど意識しない」。まだ借金8を抱えている以上、心から喜べない。

 だが手応えは感じつつある。4連勝の間の得点は4、9、5、9と打線がつながり、先発投手が試合をつくった。いよいよ今日26日から、約3週間半ぶりに甲子園に帰ってのヤクルト戦だ。「夏休みも最後だし地元のファンのためにもね。巨人戦の最後から引き続き、同じ野球ができるように。それを披露して欲しいですね」。甲子園で5連勝、そしてAクラス奪取へ。今の勢いそのままの快勝で六甲おろしを響かせたい。