昨年の日本選手権王者、日本生命が大阪ガスとの打撃戦を制し、5大会連続33回目の出場を決めた。

 3回に原田拓実内野手(25=立正大)の先制打などで3点を取り、4回に伊藤悠人外野手(24=近大)の適時打などで3点を追加。中盤に大阪ガスに反撃を許したが、7-4の9回に山本真也内野手(32=東洋大)の2ランでダメを押した。十河章浩監督(49)は「きょうは内容より、勝ちにこだわりました」と振り返った。昨年は都市対抗、日本選手権と社会人の2大大会を制したが、今夏の都市対抗は初戦で敗退。「日本選手権は打倒トヨタ! で頑張りたい」と、今夏の都市対抗王者をライバル視しながら気合を込めた。