楽天は5日、17年シーズンから、NTTデータ社が提供するVR(バーチャルリアリティー=仮想現実)技術を用いたトレーニングシステムを導入すると発表した。

 プロ選手の能力強化に使える品質での運用は世界初。最初の使用チームとして、有効活用を見込む。

 ヘッドマウントディスプレーを装着した仮想現実の世界の中で、相手投手と対戦ができる。投球フォームや球筋、タイミングなどを繰り返し確認することで、対戦投手の攻略に役立てていく。チーム内では今季から、システムの品質を選手が実際に体験する検証が行われていた。