25年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた広島ナインが、都内ホテル内に設置された会場でビールかけに酔った。小窪選手会長のかけ声より先にプシュとフライング。ビールをかけられながら小窪が「まさかじゃない!」と叫び、至福の時間が始まった。緒方監督を始め、選手たちが次々とビールをお互いにかけあった。

 黒田は「最高!」「目が痛い」と顔を何度もぬぐった。新井、丸、菊池、エルドレッドらナインがはしゃぎ回り、約20分ほどで3000本のビールが泡になった。

 黒田は「最高のチームメート、裏方さんも含め最高のチームで、みんなで最後に日本一になって、松山のうちでビールかけしましょう。友だち3人まで、ビールも持ち込みで」と笑いを取って一本締め。優勝チームだけにゆるされた特権に浸り、美酒に酔った選手たちは幸せそうだった。