楽天ジャフェット・アマダー内野手(29)が6日、成田空港からメキシコへ帰国した。

 NPB史上最重量135キロの巨体を生かし、39試合で打率2割5分8厘、9本塁打、19打点の成績を残した。「目標であるプレーオフ、チャンピオンになれず、いいシーズンだったとは言えない。個人としても1年間プレーできず、よかったとは言えなかった」と来日初年度を振り返った。

 3度の故障により、年間を通じてプレーできなかった。開幕直前に左手首を負傷すると、1軍初昇格直後の5月にも左手の骨挫傷で再離脱。再復帰後は8月だけで8本塁打と活躍したが、9月に左脇腹を痛めてチームを離れた。「来年は数字という意味ではなく、けがなくチームのためにやれればいい」と誓った。