ロッテが2本のソロ本塁打で、初回に2点を先取した。

 まずは先頭の清田育宏外野手(30)が、1ストライクからの2球目を左中間最前部のホームランテラス席へ。「打ったのはスライダーです。初球から積極的に、ストレートがきたら打っていこうと思っていたのですが、振れなかったので気持ちを切り替えてしっかり打ちました。いい緊張感の中で、この1発がいい流れ、勢いを付けてくれればいいですね。テラス席のおかげです。でも、ホームランはホームラン」。

 2死後には4番アルフレド・デスパイネ外野手(30)が、2ボール1ストライクから右翼スタンドへ放り込んだ。「打ったのはマッスグ。清田が先頭でホームランを打ってくれたけど、おれも、もう1本必要だと思って打席に向かったよ。ここはおれの好きな球場だし、いい1本が打てたよ。マッスグ、マッスグだよ」と振り返った。