エッ、もう、言っちゃうの!? 阪神金本知憲監督(48)が14日、来季開幕投手の最右翼としてランディ・メッセンジャー投手(35)を“フライング発表”した。秋季練習で階段昇りに四苦八苦する岩貞が話題に出たときだ。開幕候補かと問われると、間髪入れず「全然、行き過ぎ! ほぼメッセでしょう」と返した。
今季、急成長の10勝を挙げた岩貞ではなく、7勝から逆襲を期すエース藤浪でもなく、チーム最多の12勝を挙げ、来季、来日8年目を迎える剛腕に17年初陣を任せるという。ん、ちょっと待て…。メッセンジャーは2日に帰国し、今季で契約満了。残留は決定的で、来季から2年契約を用意していることも判明しているが、まだ契約していない。それでも、早々に内定を出すところに、指揮官の助っ人への信頼がかいま見える。
いまや、チームに欠かせない大黒柱だ。毎年のように「開幕投手はオレ」と公言してはばからないファイターは、有言実行で先発としての安定感も抜群。11年以降、6年連続で規定投球回数を軽々と超え、今季は185回1/3を投げた。最終登板の9月24日中日戦で勝つとヒーローインタビューで「来季はもっといい成績を残したい」とファンに誓い、指揮官も「安心して見ていられた」と絶賛した。
金本監督が今季、メッセンジャーの開幕投手を公表したのは3月6日。それをはるかに上回る、異例の早さで来年の大役をほのめかした。開幕投手を務めれば3年連続4度目。揺るぎなきスターターが来季もセ界にそびえ立つ。【酒井俊作】
▼メッセンジャーが来季自身4度目の開幕投手を務めれば、外国人では単独で最多となる。過去に3度が2人あり、スタンカ(南海=61~63年)、ミンチー(広島=99年、ロッテ=02、03年)を超える。



