球審を務めた東大OB溝内健介審判員(50)が、初めてヘルメットを着用して球審を務めた。今月16日ヤクルト-DeNA戦で球審の側頭部にバットが直撃した件を受け、リーグを主催する東京6大学野球連盟は審判員の安全性の観点からヘルメットを数サイズ購入。かぶって試合に臨むかどうかは個人に委ねる形だったが、溝内審判員は同連盟が用意したヘルメットを初めて着用して臨む審判員となった。

「大きな事故のニュースは知っていましたし、連盟がいち早く希望者が使えるよう準備してくれました。せっかく用意していただいたものですし、やってみないことには良しあしも分かりません。まずは率先してチャレンジしてみようと思い、使わせてもらいました」と説明した。

審判員となって19年目。ヘルメットをかぶるのはこれまで1度も経験がなかった。実際に着用した感想について「最初はやや不慣れな感じはありました。ただ、試合を進めていくうちに違和感なくできたと思います。万が一のことがあればNPBのような事態が起こりうるわけです。万が一の時にも安心という意味で、今後も使ってみようかなと思っています」と振り返った。

NPBが審判団にヘルメットを可能な限り着用通達  16日の試合で川上審判員にバット直撃受け