日本ハム6位の履正社・山口裕次郎投手(18)が近日中に行われる指名あいさつの席で、社会人入りの意思を球団に伝えることが30日、分かった。

 同校・岡田龍生監督(55)が「本人、ご家族の考えを再度うかがいましたが、社会人にお世話になる考えに変わりはありません」と山口の現状を代弁。山口はドラフト前に、指名が4位以下ならJR東日本入りを決断。調査書を届けた日本ハムを含む11球団に対し、意向を伝えていた。

 日本ハムがドラフト翌日に学校を訪問し、岡田監督らに6位指名について説明。内容を伝え聞いても、山口の意思は変わらなかった。