「脱・スーパーサブ」を目指す。楽天の阿部俊人内野手(27)が「守れるということは、打てばスタメンで試合に出られる。そこを目指してやっていきたい」と目標を掲げた。

 秋季キャンプでのテーマは、バントやバスターなどケース打撃の向上。「1球ずつ集中して。バントでも内野がチャージをかけたらバットを引いたり、こちらから揺さぶるようにしたい」と、練習後も室内のマシンと格闘する。出場機会を増やすため、秋季キャンプから外野にも挑戦する。今季は守備固めや代走を中心に55試合に出場したが、スタメンは3試合。この秋、存在感を示し定位置をつかみ取る。