侍ジャパン小久保裕紀監督(45)が、日本人メジャーリーガーと来年3月のWBCでの招集に向けた面談を行う。選手が日本に帰国している12月中に都内で個別に会う予定だ。NPB関係者は「8月にも渡米して面談しているが、あらためて招集に向けて意思確認を含めた交渉を行う形になる」と説明。最終的なメンバー構成をまとめる必要があるため、年内をメドに参加の可否を確認する方針だ。

 面談候補には、先発の軸として同監督の構想入りが確実なヤンキース田中、ドジャース前田の名前が挙がる。両投手とも出場に前向きな意向を持っている。守護神として期待されるのが、レッドソックスからFAとなった上原。また野手ではカブスからFAとなった川崎、アストロズ青木が候補に挙がる。正式オファーには所属球団との交渉、承諾が必要となるが、この5人が加われば、この上ない力となる。指揮官の直接出馬で熱意を伝える。