中日の球団納会が22日、名古屋市内のホテルで行われた。

 冒頭では白井文吾オーナー(88)が10分を超えるあいさつをした。「今シーズンは大変つらいシーズン。泣き言だけは言うまいとしたが、いろんなことを言われました。新しい歩みは始まったばかり。納会は決起大会と位置づけて、私の熱い思いを受け止めていただきたい」と激励。森繁和監督(62)に関しては「シーズン途中から監督(代行)になった森監督は明快な指示を出すことによって、チームを変革しようとした。渥美半島のお寺に選手を派遣し座禅をさせようとしむけたことは半ば驚き、感心した。森監督のやり方に共鳴した」とたたえた。

 20日にドミニカ共和国などの新外国人調査から帰国した森監督は「オーナーをはじめ今シーズン、つらい思い、苦しい思いをさせてしまいおわびします。途中から代行を務めましたけど、来シーズン悔しい思いをした選手が必ずやってくれると信じています。見ててください」と話した。