阪神金本知憲監督が福留の主将任命に初言及した。5年間務めた鳥谷からバトンタッチ。すでに本人とも会談し快諾を得た。

 「最年長で実績のある孝介に頼むのが一番。頼りにしてまっせ、ということや。負けてるときこそ、元気だそうとか。勝っている時は、さらに勢いに乗ってとかね。経験もあるから。(鳥谷は)そろそろ肩の荷を下ろして自分のことに専念してもらえれば」。

 正月用ゴルフ番組に参加し、表彰式であいさつ。

 「一緒に回ったメンバーには恵まれなかったですけど、藤浪と能見ですが、ある素質を見つけました。藤浪が右へ左へ広角に打てる。バッターに転向してもらおうかな。能見も流し打ちがうまいので、代打の方がいいのかな」。

 最後は「やるのは選手です。選手が奮起してシーズンオフ、キャンプと体を鍛えて練習して、みなさまを喜ばすことができるように僕もお尻をたたいていきます」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -藤浪と能見が同組だった

 金本監督 ずっとゴルフの話で盛り上がったよ。ちょこちょこと野球の話もしたけど。

 -オフの2カ月が選手には大事になる

 金本監督 すべてやれ、とは言わないが、できることはね。このオフで一番、差がつくから。この2カ月がチャンスよ。今はオフに休む時代じゃない。おれらの頃は、オフにトレーニングしていたら、「バカじゃないか」と言われていた。