ソフトバンク松坂大輔投手(36)が3日(日本時間4日)、米自治領プエルトリコで行われているウインターリーグ(WL)、カロリナの一員として本拠地でのカグアス戦に初登板。先発して4回を投げ1安打2失点、6四球、2奪三振。チームが1-3で敗れ敗戦投手となった。

 プエルトリコでの初先発を終えた松坂は、リラックスした表情だった。

 -初登板の感想は

 松坂 いつもの感じで、立ち上がりをどう入ろうかと考えながら試合に臨んだ。試合で投げること自体が久しぶりで3~4回は疲れが出て、逆に体の力が抜けて良くなった。

 -球種ではツーシームが多かった

 松坂 投手コーチからツーシームを投げるヒントというかアドバイスをもらって、感触がいい。きょうは全体の7~8割がツーシームで、いい球もあった。

 -球数は75球

 松坂 2回で(予定の)50球を超えてしまったが、2回で降りると他の投手にしわ寄せが行ってしまう。僕のための試合ではないので、チームが勝つために必要なら(予定を)変えてもらって構わないと言った。

 -投球内容はどうか

 松坂 初回に失点したり、四球で走者をためたりした。攻撃のリズムをつくりやすい状態にできなくて申し訳ない。