中日吉見一起投手(32)が4日、CBCテレビ「サンデードラゴンズ」に生出演し、若手投手に向けて「1人のすすめ」を説いた。

 19年ぶりに最下位に沈んだチームの巻き返しへのキーワードに「先発投手陣の奮起」が挙げられた。吉見は「孤独になること。今は投手陣が仲良しすぎる」と指摘。ランニング中も話しながらメニューをこなすのではなく、1人で取り組むことを推奨した。「1人で過ごす時間を増やすこと。僕も若いときに谷繁さんに言われた。マウンドでは孤独ですから。孤独に慣れることでマウンドでも冷静になれる。メンタルを鍛えたいという若い子もいますが、まずはそこから」と経験から説明した。