ソフトバンク大隣憲司投手(32)が27日、1月の沖縄自主トレで、地元の島野菜を使って自炊生活を送り「長寿ボディー」をつくることを明かした。例年は妻優子さんが同行し、サポートしてきたが、7月に長男が誕生したため今回は同行せず。「練習しても栄養が取れなかったら意味がない。外食は避け、朝晩しっかりバランス良く食べられる状態をつくりたい。料理は好き」(大隣)。自主トレには沖縄出身の東浜、島袋も参加予定。大隣は、キッチン付きの宿舎で飯田、張本と日替わりでシェフを務めるという。

 例年、沖縄の知人から島野菜の差し入れがあるといい、ゴーヤー、ターム(田芋)、青パパイア、島にんじん、島らっきょ、ンスナバー(ふだんそう)、シマナー(からしな)、島だいこんなど、長寿県沖縄の食材をふんだんに使い、食卓に並べるつもり。今季は1勝に終わっただけに「開幕ローテに入れないと長くやっていけない」。背水イヤーを「長寿ボディー」で巻き返しの年にしてみせる。【福岡吉央】