日本ハム5位の大阪桐蔭・高山優希投手(18)が4日、大阪・大東市の同校グラウンドでプロ1年目へ本格的なスタートを切った。昨夏大阪大会後も次のステージに向けた練習を続けた成果で「体は大きくなりました」と、ダイナミックな投球フォームで力のこもったキャッチボールを行った。

 明日6日に入寮を控え、慣れ親しんだグラウンドでの練習も残りわずか。5年ぶりのセンバツ制覇を目指す後輩の投手陣には「センバツは投手力が大事。しっかり練習してチームを優勝に向けて引っ張るように」とメッセージも残した。

 この日は阪神藤浪の自主トレ公開日で、12年甲子園春夏連覇エースの練習を目の当たりに。新人合同自主トレを行う鎌ケ谷でエース大谷と対面する可能性も。「練習されている姿を見るのが楽しみです」と希望に胸をふくらませ、新天地に向かう。【堀まどか】